トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

マー15K メジャー日本人最多タイ

2017年10月1日 紙面から

ブルージェイズ戦で7イニング無失点で、13勝目を挙げたヤンキース・田中=ニューヨークで(共同)

写真

◇ヤンキース4−0ブルージェイズ

 【ニューヨーク共同】米大リーグは29日、各地で行われ、ヤンキースの田中将大投手(28)は当地でのブルージェイズ戦に先発して7イニングを投げ、メジャー自己最多の15三振を奪うなど3安打無失点で13勝目(12敗)を挙げた。メッツの青木宣親外野手(35)はフィリーズ戦に「1番・右翼」で臨み、5打数2安打だった。マーリンズのイチロー外野手(43)はブレーブス戦で代打で遊飛に倒れ、メジャー記録のシーズン代打安打28まであと1のまま。

 はまった時のすごさをあらためて見せつけた。7回、田中が最後の打者にカウント2−2とすると、本拠地ファンから三振を求める拍手が湧き起こった。ここで外角低め89マイル(143キロ)スプリットで、メジャー自己最多を更新する15個目の奪三振(K)。背番号19は、降り注ぐ大歓声に軽く帽子を取って応えた。

 「(三振の)数は取れたが、チームが勝ったことが一番」。田中は事もなげに語ったが、15Kはメジャー全体でも今季最多タイにして、ダルビッシュ(レンジャーズ時代の2013年8月12日、アストロズ戦)に並ぶメジャー日本投手の最多記録。このときは1失点だったため、今回の「15K&無失点」はメジャー日本投手で史上初の快挙となった。

 さらに価値を高めるのは、相手が前回登板で3被弾、メジャー自己ワーストの8失点を喫したブルージェイズだったことだ。「打者へのアプローチの仕方が全然違っていた。そこが大きかった」と田中。具体的には「アグレッシブに投球することができた。その姿勢でリズムが生まれ、いい投球ができたと思う」と解説した。軸にしたスプリットとスライダーをことごとく低めに集め、女房役だったロマイン捕手は「スプリットは今季最高の変化だった」。敵将ギボンズ監督も「あんなスプリット、打てっこない」と首を振った。

 さしものジラルディ監督も変心させられた。ポストシーズンは田中を先発から外すことも検討すると公言していたが、試合後は「地区シリーズに進めば、第1戦か第2戦で投げてもらう」と明言。田中自身も「この時期だし、モチベーションも何もない。やるのは当たり前」と語った。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ