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【大リーグ】

ダル、メジャー最速1000奪三振 黒星となり「どうでもいいわ」

2017年9月10日 紙面から

前田が用意した清めの塩の横を通りベンチに戻るドジャースのダルビッシュ(社英夫撮影)

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◇ロッキーズ5−4ドジャース

 【ロサンゼルス穐村賢】大リーグは8日、各地で行われ、ドジャースのダルビッシュ有投手(31)は当地でロッキーズ戦に先発し、6奪三振でメジャー通算1000奪三振を記録した。128試合、812イニングでの到達は、メジャー史上最速。試合は4イニング1/3を5失点で12敗目(8勝)を喫した。ヤンキースの田中将大投手(28)はレンジャーズ戦に先発し、4イニング0/3を7失点で11敗目(11勝)。マーリンズのイチロー外野手(43)はブレーブス戦に「7番右翼」で先発し、3打数1安打だった。

 序盤から直球が走る。ダルビッシュは、初回にソロ弾を許したものの4回まで1失点と好投。4回無死一塁では、3番ゴンザレスからこの日6つ目となる三振を奪って、メジャー通算1000奪三振を記録した。

 128試合での達成は、カブスなどで活躍したケリー・ウッドの134試合を抜いてメジャー最速。球場の大型画面には記録達成が表示されて祝福されたが、この快挙達成で波に乗ることはできない。直後の5回、1死から7番アマリスタに二塁打を許すと、四球を挟みその後も不運な打球が続き、逆転を許してこの回途中に降板した。

 8月下旬から行っている投球フォームの修正が機能せず、快挙達成も結果は黒星。「7、8回投げたいし、勝ちたい。1000三振は『どうでもいいわ』って自分の中で思ってた」。ダルビッシュはそう吐き捨てた。野茂英雄ら過去の日本勢との比較についても「自分は25歳である程度出来上がった状態で(米国に)来ている。同じとは思っていない。時代や持っている球種、ストライクゾーンなどいろんな要素がある」と冷静に反応。「一番早いことがすごいというより、一応、1000三振取れるまでプレーしてたことが誇れるかな」と苦笑い交じりに振り返った。

 7連敗中だったチームを勝利に導けなかったダルビッシュは、1点ビハインドの9回に、ベンチ内で塩をまいて“悪霊払い”。「ちょっと遅すぎた。(塩を)まいたんで、明日は大丈夫だと思う」。チームの連敗脱出を何より願った。

 

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