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【グラニュース】松尾、ブラインドサッカー挑戦2010年1月10日 紙面から
名古屋グランパスのDF松尾元太(23)が9日、神戸市立盲学校を訪れ、目の不自由な人たちでつくる「兵庫サムライスターズ」のブラインドサッカーに参加した。Jリーグキャリアサポートセンターが、現役選手を対象に実施した職場体験実習の一環。松尾が新聞記事でブラインドサッカーの存在を知り、体験に携わることを希望し、実現した。 ブラインドサッカーは、ボールの中に入っている鈴の音と、ゴール裏にいるコーラーの声を頼りにゴールを目指す。サムライスターズには、ブラインドサッカーの日本代表経験者や関西唯一の女性選手も所属している。 アイマスクをした松尾は、パスやドリブル、1対1、2対2の対人プレーも体験した。「真っ暗な中で恐怖感もあるし、ゴールの位置やドリブルで自分が向かっている方向も全く分からなかった」。そんな中、周りの選手が声をかけてくれた。「人の動きを視覚とは違う感覚で感じている。自分のプレースタイルもつかんでいた」。感心するだけでなく、体験を生かそうと強く思った。 松尾は7日、母校の大体大で始動した。昨年は、公式戦デビューも果たした絶好調時に、右足骨折の大けがで長期離脱する苦悩も経験した。グランパスはDFの補強もしているが、松尾は「焦りが禁物だと分かった。昨年、できなかったことをじっくりやっていく」。貴重な経験を胸に、好調時の感覚を取り戻していく。 (伊東朋子)
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