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【望月重良氏のコラム】

東部地区に活気! 静岡4つ目・沼津参入

2016年11月25日 紙面から

 54番目のJクラブが来季からJ3に加わる。アスルクラロ沼津は、静岡県で4つめのJクラブになった。静岡県以外の人から見れば、いくらサッカー王国とはいえ多すぎるような印象があるかもしれないが、それぞれの地域で独立したサッカー文化があり、ライバル意識もある。

 僕が育った清水は中部で、磐田は西部(藤枝は、その中間)。そして初めて東部にJクラブが誕生し、地元は大いに盛り上がるだろう。高校サッカーなどでは、なじみがないかもしれないが、東部からは、トップクラスの選手がたくさん生まれている。川口能活、内田篤人、小野伸二、高原直泰。いずれも日本代表で活躍し、欧州のクラブで挑戦している。川口、小野は清水商、内田、高原は清水東と、高校サッカーでは別の地域に進んでいるが、東部の人たちにとっては誇りであると同時に、複雑な思いがあっただろう。

 沼津が誕生したことによって、将来的には、東部地区で育った選手が地元で活躍する道筋ができた。沼津はもともと、子どものスクールを立ち上げて、その後大人のチームが結成された。ほとんどのJクラブが後から育成組織をつくったのとは逆のパターン。Jリーグが理想とする「オラがクラブ」の基盤はある。

 僕ら相模原にとっては、西隣のクラブ。リーグを盛り上げる企画で手を組みたいと思っているが、ピッチでは、新参者はたたきのめすつもりでいる。

(元日本代表、名古屋グランパスMF・望月重良)

 公式ホームページ=「望月重良」で検索

 

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