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【ゴルフ】

女子大生プロの河本が首位発進 2日間大会の加賀電子カップ

2018年12月7日 紙面から

クッキーを食べながらVサインする河本結=千葉・グレートアイランドCで(いずれも神代雅夫撮影)

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◇LPGA新人戦 加賀電子カップ<第1日>

 ▽6日▽千葉県長南町・グレートアイランドC(6513ヤード、パー72)▽雨、11・6度、北西2・6メートル▽21選手

 本年度の女子プロテスト合格者21選手による2日間トーナメント。冷たい雨が降りつけ、各選手がスコアを伸ばしあぐねる中、今季ステップアップ(LPGA下部)ツアーの賞金女王に輝いた河本結(20)=エリエール=が5バーディー、4ボギーの1アンダー71で原英莉花(20)とともにトップに立った。生涯一度の新人戦タイトルを手にできるかどうか。1打差イーブンパーの3位に三ケ島かな(22)=ランテック=ら4人が続いている。

10番でティーショットを放つ

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 女優・田中美奈子似のルックスで男性ファンも急増中の河本。ただ、このタイトルに向ける視線は誰よりも熱い。「勝たなきゃっ、ていうより、優勝争いはしなきゃ、と思っています。でも、優勝、一番になるって、うれしくてそれまでの苦しさが飛んでいくお薬。なので目指してます」と目を輝かせた。

 勝みなみ、畑岡奈紗ら“黄金世代”の中核を担う一人。勝らとは違う進学の道を選び、現在、日体大体育学部体育学科の2年生。この7月、勝らに1年遅れてプロテストに挑戦、一発合格を果たし、下部のステップアップツアーで12戦4勝して賞金ランク1位(1821万3000円)に。QT(予選会)を受けずして来季前半戦の出場権をもぎ取った。実力は折り紙付きだ。

 この日の5バーディーにはショットをピンそば30センチ以内につけたものが3つ。「今、9番アイアン以下のクラブで打つ130ヤード以内の精度を高める練習に力を入れてます。必ず1ピン以内につけられるように、オフに頑張りたい」と精度にさらに磨きをかける。

 直近2〜3カ月で体重4キロ増も「ご飯とお肉で(笑)。ここからシーズンオフ鍛えて、筋肉をつけていく計画です」。指導を受けるトレーナーも日体大野球部の辻孟彦コーチ(元中日ドラゴンズ投手)に決め「しっかり体をつくって、来年はまず序盤で後半戦の出場権を決めて、それからシード権、初優勝、そして大目標としては賞金ランク5位に入りたい」。平日は大学に通い、スポーツ心理学やトレーニング学など座学も身につけながらトッププロとなる青写真を描いている。

 3週前の大王製紙エリエール会場で、岡本綾子から「距離感のつくり方」を、鈴木愛からは「パターの芯でとらえ、転がりよく打つこと」と、パッティングの極意を伝授された。最終日のスコアメークに生かし、逃げ切りを図る。 (月橋文美)

<河本結(かわもと・ゆい)> 1998(平成10)年8月29日生まれ、松山市出身の20歳。163センチ、62キロ。両親の影響で5歳からクラブを握り、13、17年四国女子アマなどを制覇。勝みなみ、新垣比菜らと同学年の“黄金世代”の1人だが、松山聖陵高卒業後は日体大に進学。17年QT(予選会)経由で今季プロデビューすると、6月のSkyレディースABC杯を皮切りに、7月プロテスト合格を挟み、女子プロゴルフ協会(LPGA)下部のステップアップツアーで4勝、同ツアー賞金ランク1位になった。学業両立を目指す女子大生プロゴルファー。

 

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