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【ゴルフ】

遼、ショット制御不能…

2018年4月30日 紙面から

最終日、5番でティーショットを放ち、「ファー!」と叫ぶ石川遼=名古屋GC和合で(浅井慶撮影)

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◇中日クラウンズ<最終日>

 石川遼(26)=カシオ=は難攻不落の和合に飲み込まれた。8位で出て、バーディーなし、6ボギーの76と崩れ、通算1アンダーで首位と11打差の28位。2009年全米プロ王者のY・E・ヤン(韓国)が67をマークし、通算12アンダーで12年ぶりの日本ツアー通算5勝目を挙げた。

 ショットは乱れ、暴れ馬のごとく制御不能…。1打目がフェアウエーに飛んだのは14番のわずか1度だけ。同キープ率7・14%、パーオン率38・89%はともに最下位。平均パットは2・0(56位)に膨れ上がり、石川がスコアを伸ばす要素はまるでなかった。

 「ショットが左に曲がって、苦しんだなという感じ。試合になって、自分を信じ切れていないところがあると思う」

 1番。ドライバーで放った1打目は左に大きく曲がり、2番ホールの池の手前まで飛んだ。5番は左林に打ち込み、2打目は左打ちを余儀なくされた。8番で3メートル、9番で2・5メートルのパーセーブを逃した。観衆から「あきらめるな」と声を掛けられたが、築き上げたのはボギーの山。中日クラウンズ7度目の出場、計26ラウンド目で自己ワーストの76。日本ツアーでバーディー0は、2016年10月日本オープン初日以来、実に1年半ぶりの“珍事”だった。

 最終18番では1打目を右OB。すぐに打ち直した第3打をフェアウエーのど真ん中に運んだ。もがき苦しんだ末、最後の最後に会心の一打が生まれ、石川は「良いスイングができた。自分の希望でもあり、良い方向に行ってくれればいい」と懸命に前を向いた。

 「今後10年でメジャーで勝つために」−。スイング改造を伴う苦難の道のりは、まだ始まったばかりだ。 (松岡祐司)

 

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