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【ゴルフ】

<風にふかれて>勝敗決めたショートアイアンの精度

2018年4月30日 紙面から

 59年の古きトーナメント、中日クラウンズは今年も無事に終了した。最終日の入場者は1万1552人。前年比トータル3272増で終えた。1992年に記録した6万1530人には遠く及ばないが、石川効果で和合は久しぶりににぎわった。

 総距離6557ヤードのコンパクトな名古屋GC和合コースで行われる中日クラウンズはいまやまれな大会ともいえる。マスターズを開催するオーガスタナショナルの11番は左の池に半島のようなグリーンを持つパー4だが、実に距離は505ヤードまで延ばされた。たくましく鍛えられたアスリートでなければ、戦えなくなっているのがいまのプロツアーだ。

 そんな中で、中日クラウンズは、いくら飛ばしても勝てない試合として知られている。精度の高いショット、とりわけショートアイアンの精度がよくないと勝てない。まだ、技で戦える試合ということである。

 今回のセッティング担当の細川和彦プロはこう言った。「だいたいの試合は距離が長くて疲れるものですが、ここは精神的に疲れるんです」。100ヤードを切ったホールから簡単にボギーが出る。誘惑に負けてピンを狙っても負けるし、また勇気がなくても勝てない。そして、今年から最後の18番に魔のバンカーが2個できた。「あれはバンカーとは言わなくて、ハザードですね」と細川プロ。つまり、入れた時点で1打罰を受けたようなものだからだ。

 コンパクトコースだからこそ、プロは悔しくて、やり返したいと思う。そんな試合が名古屋にあることを、もっと名古屋の人たちにわかってほしいと思う。 (児玉光雄)

 

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