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【ゴルフ】

遼、18番で痛恨ダボ…4打差21位発進 小平も21位、優作は13位

2018年4月27日 紙面から

第1日、大勢のギャラリーが見つめる中、2番でティーショットを放つ石川遼=名古屋GC和合で(浅井慶撮影)

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◇中日クラウンズ<第1日>

 ▽26日、愛知県東郷町、名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)▽うす曇り、22・6度、北西3・5メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2400万円▽105選手(うちアマ4人)▽観衆4543人

 2010年大会覇者の石川遼(26)=カシオ=が18番の改造バンカーに飲み込まれ、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69。同組の小平智(28)=アドミラル=とともに首位と4打差の21位で発進した。昨季賞金王の宮里優作(37)は68で13位。プロ3年目の星野陸也(21)が65をマークし、23歳のアンソニー・クウェイル(オーストラリア)と並んで首位に立った。

      ◇

 和合にギャラリーの熱気と声援が充満した。「石川遼応援隊。これ、これ、これですよ」。宮里優はそう言って笑い、米ツアー初優勝から凱旋(がいせん)した小平も「日本ツアーが盛り上がっている」と喜んだ。日本が誇るビッグスリーの今季初競演。「いい緊張感の中で楽しくできた」。大歓声の中心にいた石川がアグレッシブなゴルフで沸かせた。

 2番パー5、グリーン左ラフからの3打目。「ああいうところで集中力が増しますね」。迫り出した木の枝下のわずかな隙間を狙い、ピンそば1・5メートルに寄せてバーディーを奪った。難局でこそ燃える男が妙技で喝采を浴びた。

 4番で5メートルをねじ込むと、「いいリズムになれた」。10番は2・5メートル、11番では3メートルを沈めて連続バーディーを奪った。ギアが入り、好スコアを予感させた。だが、難攻不落の和合に生まれた新たなワナにはまった。

 最終18番。1打目を打ち込んだ先は、フェアウエー左の改造バンカーだった。深さは2メートル超。「もしかしたら、行けるんじゃないか。そう思ったら、やらずにはいられない」

 ピンまで残り150ヤード。迷いなく、ピッチングウエッジを振った。ただ、球はアゴに当たり、無情にも足元に戻ってきた。リカバリーも実らず、痛恨のダボを喫したが、石川に悔いはなかった。

 「まんまと打ちのめされた。でも、この悔しさを胸に、残り3日間で取り返したい」

 欧州ツアーから帰国直後の宮里優は静かにスコアメークした。3番で5メートルを流し込み、9番では6メートルを決めた。体は重く、時差ぼけとも格闘中。黙々とパーを重ね、「まだ寝てますね。もう一つ、ピリッとしなかった」。アイアンの精度を欠きながらも、きっちり上位で上がってきた。

 真っ先にアクセルを踏み込んだのは、小平だった。2番パー5(523ヤード)、残り257ヤードの2打目を5番ウッドでピン左3メートルに寄せると、難しいスライスラインを読み切ってイーグルを奪った。とはいえ、今季国内初陣だ。日本特有の高麗芝に手を焼いて思うように伸ばせず、小平は「アジャストが難しかった」と振り返りつつ、「明日も攻めていきたい」と前を向いた。3人で伸ばし合い、和合をさらに沸騰させるつもりだ。 (松岡祐司)

◆18番ホールの改造バンカー

 18番(パー4)のフェアウエー左側にあった縦長のバンカーが前後2つに分けられ、それぞれアゴを高くした上、砂地も深く掘り下げられた。石川は開幕前日25日のプロアマ戦でチェックする予定だったが、悪天候の影響で回れなかった。

 

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