トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

松山英樹、あきらめない パット不調で第3日は14位に後退

2017年6月19日 紙面から

第3ラウンド、15番でティーショットがバンカーに入り、しゃがみ込む松山英樹=エリンヒルズで(共同)

写真

◇全米オープン<第3日>

 ▽男子メジャー第2戦▽17日、米ウィスコンシン州エリン、エリンヒルズ(7741ヤード、パー72)▽晴れ、29度、南西4メートル▽優勝600ポイント、賞金総額1200万ドル、優勝216万ドル▽68選手

 【エリン(米ウィスコンシン州)テッド・ムース】前日メジャーでの自己ベスト65を出した松山英樹(25)=レクサス=は、一転してパッティングに苦しみ、4バーディー、3ボギーの71と伸び悩み。通算6アンダーで、8位から14位に後退、首位とは6打差に広がった。小平智(27)=Admiral=は通算1アンダーで35位、宮里優作(37)は76と崩れ、通算2オーバーで51位。世界ランク50位の伏兵、ブライアン・ハーマン(30)=米国=が通算12アンダーで単独首位に立った。

 2、8番でバーディーを奪った。首位と1打差でハーフターンした。「良い感じだなと思っていた」。ただ、メジャー自己ベスト65をマークした2日目の迫力はない。松山はスコアを伸ばした裏側で、ショットの安定感を欠き、パットの好感触も失っていた。

 「いずれ、ああいうミスは来るだろうと思っていた」。抱いた予感のまま、10番で1・5メートルのパーセーブを逃した。11、12番も続けて逸機した。13番パー3では1打目をグリーン右へ外し、ボギーを喫した。空転、後退…。イライラが募ってため息も尽きると、知らぬ間に冷静さまで手放していた。

 15番パー4はティーグラウンドが前に出され、1オンが可能な288ヤードに設定された。「簡単に3(バーディー)が取れる方法を考えた」。3番ウッドを振り抜いた。だが、球は砲台グリーンに届かず手前の花道を転がり落ち、深いバンカーに吸い込まれた。

 「あとあと考えれば、レイアップ(刻み)の方が絶対、リスクは少ない。昨日までならそうしていた。1オンしたら、2パットでもバーディー。楽にバーディーが取れる方法はないかな、と。欲が出たのかもしれない」

 2打目をミスして、1メートルのパーパットも外した。欲に駆られ、マネジメントまで狂わされた、痛恨のボギーだった。

 まるで日替わりのようなゴルフで、フェアウエーキープ率は再び64・29%まで下降し、パット数は30に膨れ上がった。パッティングは初日プレー後に宮里優作の父でゴルフコーチの優さんに指導を受け、2日目は改善したが、再び「グリップが気持ち悪い」と暗中模索の状態に。

 首位とは6打差。それでも、「ビッグスコアが出せれば、まだまだあきらめる位置ではない」。そう言い残すと、松山は誰もいなくなった練習場でクラブを振り続けた。収穫も反省もエネルギーに変え、最終日の大逆襲に懸ける。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ