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【芸能・社会】

長渕、武道館やるぜ 伝説の富士山10万人ライブから丸2年

2017年6月9日 紙面から

5年3カ月ぶりにオリジナルアルバムを発売する長渕剛

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 ミュージシャンの長渕剛(60)が、8月16日に5年3カ月ぶりのオリジナルアルバム「BLACK TRAIN」を発売することが決まった。同22日には東京・日本武道館で一夜限りのコンサートを開催。ファンクラブイベント以外でステージに立つのは、静岡県富士宮市の富士山麓で行ったオールナイトライブから丸2年ぶりとなる。久々のステージにかける意気込みを聞いた。

 10万人の富士山ライブから2年。新作アルバムを手に、長渕がステージに帰ってくる。現在レコーディングは大詰めを迎えているが、制作に没頭するあまり、肝心なことを忘れていた。

 「アルバムの発売を決めたときに『そういえばツアーがねえな。失敗したぞ。みんなが(生で)聴けないってことだよな』って」

 急きょプロモーターに会場を押さえるように指示。すると、8月22日に武道館が使用できることが判明した。しかも、富士山ライブから丸2年の“記念日”だった。

 「奇跡だよね。みんなの空に花火が打ち上がるように精いっぱい頑張るんですが、1年後にアリーナツアーをやろうかなと計画立てています」

 2017年は最初で最後になるかもしれない貴重なステージ。当日は衛星放送(放送局未定)で生中継を検討しているという。

 「一夜限りのプレミアムライブですからね。ポスターや、自分の絵を飾らせてもらったりとか非常に楽しいお祭りにしたいですね。『さあ、始動だぜ』というイメージのものが満載されたライブになると思います」

 レコーディングと並行しながら、スタッフと連日、ステージへの構想を練っている。

 「(準備期間が)たった2カ月で武道館をやるのはとっても大変なこと。『いつも無理難題を言う』ともう一人の自分が言うんです。できなきゃできないでいいんだけど、『やってみたらできるんじゃん!』というのは、自分の感覚の中で刺激として持っていないと絶対さび付いてしまう。そういうふうに思っている連中が、号令をかけた瞬間に集まってくると、すごく巨大なエネルギーを持つんですよね」

 日の丸がぶら下がった武道館のステージで、長渕が真夏の空に夜汽車を走らせる−。公演の詳細は長渕の公式サイトで発表される。 (江川悠)

◆ジャケットに直筆の絵 初回限定盤

 「BLACK TRAIN」は先行シングル「Loser」を含む全10曲入りで、初回限定盤には長渕直筆の黒い汽車のイラストがジャケットに使用される。アルバムのコンセプトについて、長渕は「この何十年か、自分の住んでいる街の景観が発展と同時に大事な声や響き、鳥たちの鳴き声も含めてなくなってしまって、えたいの知れない妙な響きが毎日聞こえてきている」とし、目に見えない恐怖やずるさ、画策や陰謀を黒い列車に例えて表現。「そこをグサッと、言葉という表現で切り込んでいって、宙へポンと放り投げて蹴飛ばしちまえ! という爽快な気持ちになりたかった」と説明した。

 

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