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【ドラニュース】

松坂、右肩に違和感、開幕黄信号 まさか…ファンに腕を引っ張られ

2019年2月12日 紙面から

ウオームアップ後、松坂(中)は与田監督(右)、阿波野コーチと言葉を交わす=北谷球場で(今泉慶太撮影)

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 とんでもないアクシデントが起きていた。中日は11日、松坂大輔投手(38)が数日前にファンから右腕を引かれた影響で右肩に違和感を覚え、しばらくノースロー調整が続くと発表した。スロー調整を示唆していた今年は、これまでブルペン投球なし。グリーンカード(永住権)更新のため北谷キャンプ中に渡米して調整遅れが懸念されていたが、さらに不慮の事故に見舞われたことで開幕に黄信号が灯った。

 アップのときは笑顔を浮かべていた。しかし、キャッチボールのためグラブを手にメイン球場へ戻ってきた松坂の表情は、変わっていた。ボールを投げることなく、阿波野投手コーチと話し合い。しばらくすると2人は与田監督の下に歩み寄り、5分間ほど話し込んだ。話し合いを終えると、口を真一文字に結びブルペン横の小屋に入った。

 キャッチボール回避。その後は陸上競技場でダッシュをこなし、屋内練習場では約30分間に渡って打撃練習に取り組んだ。ただ、最後までボールを投げることはしなかった。「しばらくノースロー?」の問い掛けに、3度うなずいたのみ。肉声を発することなく、練習試合が行われている最中に球場を後にした。

 異変発生は明らかだったが、その後の球団発表は衝撃だった。「数日前、ファンと接触した際に右腕を引かれ、右肩に違和感を覚えているため、しばらくの間ノースロー調整が続く予定です」

 チーム関係者によると、アクシデントはグリーンカード更新のため渡米した5日以前に起きた。両側に並ぶファンとタッチしながら前へ進んでいた際に、右腕を強く引っ張られたという。与田監督は「本人も、(事故が)起きた瞬間は痛みが消えると思ったでしょう。とんでもない事故と厳しく考えなかったかもしれない。数日、松坂も悩んだんでしょう。不慮の事故。責めるつもりは当然ない」と気遣った。

 ただ、調整に影響が出ることは間違いない。指揮官は「遅れるという見方はされる。でも、われわれは143試合を見て戦う。慌てさせても全くプラスにならない。どの辺りでチームに貢献できるか、想定しながら考えていきたい。それは痛手です」と唇をかみしめた。

 

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