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【ドラニュース】

与田さん、竜再建へ 守護神名乗り出よ!!

2018年10月12日 紙面から

中日の新監督に決まり、チームづくりなどについて話をする与田剛さん=千葉県内で(中嶋大撮影)

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 求む! クローザー希望者−。来季の中日監督に就任することが内定した与田剛さん(52)が11日、千葉県内で取材に応じた。1990年に新人ながら最多31セーブでセ・リーグ最優秀救援投手に輝いた剛腕は、「恐怖」「準備」「快感」の守護神3大条件を提示。今季の泣き所となった課題の解消策として「やりたい人に手を挙げさせたい」と立候補制の構想を明かした。

 あの場所に立った人間にしか分からないものがある。1990年。ルーキーながら当時の星野仙一監督から守護神の任を託された竜の次期指揮官は、意外な言葉を口にした。

 「僕もビビってましたよ。本当に震えていましたから。ナゴヤ球場なんて、めちゃくちゃヤジられましたし」

 最速157キロの剛球を武器に31セーブで新人王&最優秀救援投手。しかも、プロ初登板だった同年4月7日の大洋(現DeNA)戦でいきなり乱闘騒ぎの当事者になった。心臓に毛が生えている−。周囲が描いたイメージも、実は違った。

 「今中が投げて1−0でリードしていたら『最後までいけよ』と思いましたし、マサ(山本昌)がチラチラとブルペンを見始めたら『自分で投げてくれよ』と思っていましたよ」

 与田さんがクローザーに必要な要素として挙げるのは「誰よりも怖がりであること」。チームがつないできた白星が目の前にある。その仕上げを任されるのは誰だって怖い。

 「その怖さを自分で認めて初めて、準備を始めるようになる」

 心の弱さを自覚し、その弱さを覆う鎧(よろい)を日々の鍛錬で作り上げる。セーブを手に入れることは、恐怖を乗り越えた証明にもなる。

 「27つめのアウトを取った瞬間というのは、もう相手が反省しかできなくなる瞬間。ゲームセットを快感に思っていました。最後のマウンドを快感に思ってほしい」

 今季竜投の最大の課題だったのが守護神の不在だ。開幕から重責を託された昨季34セーブの田島が不調に沈み、ルーキー鈴木博も壁にはね返された。育成出身のキューバ人右腕、R・マルティネスを挟み、シーズン終盤は佐藤が任される場面が増えた。

 

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