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【ドラニュース】

岩瀬、あと47試合で“仙一”登板

2018年1月14日 紙面から

器具を使ってトレーニングする岩瀬=鳥取市のワールドウィングで(黒田淳一撮影)

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 中日の岩瀬仁紀投手(43)が13日、鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」での自主トレを公開した。予定外のブルペンでは捕手を座らせ、自ら名付けた新球「チェンパ」を中心に約20球投げた。4日に70歳で亡くなった星野仙一元監督に思いをはせ、今季は前人未到の1000試合登板を通過点に「1001(センイチ)」登板を目指していく。

 鳥取砂丘が雪に埋もれた大寒波の中、ブルペンのあるビニールハウス内は熱気にあふれていた。キャッチボールをしていた岩瀬は、途中から捕手を座らせ傾斜を使って約20球投げた。投球練習するつもりではなかったため、スパイクは履いていない。想定外の今季初ブルペンだったが、好感触は明るい表情が物語っていた。

 「秋にも投げていたのである程度予想はついていたけど、後は打者が立ってどうか、捕手が構えてどのくらいコントロールできるか、詰めていかなきゃいけない」。段階を踏めていることを確認し、キャンプでやるべきことも見えた。

 練習では取り組んできたが、試合では投げていなかったという新球をテスト。調子を落とした昨夏から挑戦を考えていたボールだ。「当初は腕を振っても球が来ないという、本来の意味でのチェンジアップをイメージしたけど、さほど抜けないが落ちる球になった。元々横の変化だけで勝負してきたので、落ちるなら落ちるで、縦の変化を使っていこうと」。わしづかみで中指を立て、パームのように「手のひらで押し出す感じ」。チェンジアップとパームの間を取って「チェンパ」と名付けた。

 宝刀スライダーとは全くイメージの違う新兵器だ。「今までの変化球は全部指にかけていたので全く別の感覚。先入観を持つと投げられなくなるので、こういうもんだと思ってやっている」。プロ20年目のシーズン。現役最年長選手による新たな挑戦だ。

 昨季は通算954試合登板というプロ野球新記録を打ち立てたが、岩瀬は歩みを止めない。次に注目されるのは前人未到の1000試合という大台だが、それすらゴールではない。2014年に、プロ入り以来の15年連続50試合登板が途切れたが、昨年は50試合に投げて見事なカムバックを果たした。大台まではあと46試合。同じペースでいけば今季達成できる。「簡単なことではないが、勝ちゲームのピースになれば、おのずと試合数は稼げる。まずはそこを目指していく」と、勝利の方程式入りを狙う。

 

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