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【ドラニュース】

小笠原、秋へ来季へ宿題1敗 今季ラス投 また1発に泣く

2017年10月6日 紙面から

阪神−中日 6回裏1死、糸井(手前)に右中間同点ソロを打たれ厳しい表情の小笠原=甲子園で(黒田淳一撮影)

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 これが、竜が置かれている現実−。5日の阪神戦(甲子園)、中日は6回に福田の適時打で先制したが、先発した小笠原慎之介投手(19)がその直後、糸井に被弾。さらに7回に内野ゴロで勝ち越された。中日打線が放った安打はたったの4本。粘れない投手陣、淡泊な打線。悔しいが、これが今のチームだ。

 黒星が3つ先行して2年目を終えた。そのふがいない現実だけが、小笠原の心を埋めた。「何もないです。以上です」。試合後、ろくに言葉を発しようとしない。冷静に語れというほうが無理だった。仏頂面のまま、帰りのバスへと乗り込んでいった。

 今季最終登板で、全てを出し切るつもりだった。「150キロ出して終わります」。数日前の冗談めかした宣言に迫るように、最速は147キロ。立ち上がりから窮地を背負っても、一歩も譲らなかった。6回に1点をもらい、勝つなら零封。それしかないと思っていた。

 だからこそ、余計な一発が腹立たしかった。6回1死から、糸井に右中間へのソロを被弾。1ボールから高く浮いた142キロを見逃してはくれなかった。7回には先頭から連打を浴び、死球も絡んで1死満塁に。二ゴロの間に勝ち越され「粘り負けです」。試合中、広報を通じてコメントした。今季先発した19試合で、本塁打を浴びなかったのはわずか5試合。一瞬にして試合展開を大きく左右するだけに、克服しなければいけない課題。ノーモア一発は、来季への持ち越しとなった。

 それでも7イニングを7安打2四死球の2失点。6試合連続でクオリティースタート(6イニング以上で自責点3以下)の達成は見上げたもの。だが、敗戦投手。日本一をつかんだ2年前の夏の甲子園から先発では負け知らずだったこの場所で、初めて土がついた。

 

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