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【ドラニュース】

山井、10年ぶり神宮星 6イニング1失点 契約最終年の39歳が意地連勝

2017年9月13日 紙面から

ヤクルト−中日 4回裏2死二塁、藤井を空振り三振に仕留め雄たけびを上げる山井。連勝で今季2勝目を挙げた=神宮球場で(小沢徹撮影)

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 自らの存在証明のために−。肘がしなり、人さし指と中指に確かな力が伝わる。弾かれた白球は、きれいな縦回転でミットに収まった。「軸になるボールがあった」。直球が効くから変化球がさえる。自分らしさを取り戻した山井は快調にイニングを重ねた。

 立ち上がりに1点を失ったが、2回から乗った。最速144キロの直球を軸にスライダー、カーブを効果的に散らした。「ここでは四球から崩れることが多かった。それだけは避けようと一人一人集中した」。一発の出やすい球場だけに、慎重さが四球になり、そして走者をためられドカン…。これが典型的な負けパターン。神宮では通算で25試合、2勝9敗、防御率7・84。ましてや、チームは前回の3連戦で計31失点。それでも、恐れずに投げ込んだ。

 この日の四球はわずか1。山田には3安打を浴びたが、前後のバレンティンとリベロは計6打数無安打と攻めきった。神宮では2007年9月17日以来、10年ぶりの勝利だった。

 今季初登板だった8月31日のDeNA戦(ナゴヤドーム)は、7回途中まで投げ1失点で白星を飾った。39歳になった今季は3年契約の最終年。昨季までの2年間で5勝20敗と期待に応えられていない。当然、周囲からは「背水」という見方をされた。「いろんな思われ方をするのは仕方ない」。結果を残す。ただ、この一点のみに全ての経験値、そして気力をぶつけた。

 

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