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【ドラニュース】

小笠原、後半戦も悔幕

2017年7月18日 紙面から

中日―巨人 6回表1死一、二塁、降板する小笠原=ナゴヤドームで(金田好弘撮影)

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 思い出の夏本番を前に、甲子園優勝左腕が苦しんでいる。後半戦開幕投手を託された中日・小笠原慎之介投手(19)が17日、巨人戦(ナゴヤドーム)で先頭打者アーチに始まり投手適時打に終わる投球で3連敗を喫した。約1カ月ぶりに復帰したダヤン・ビシエド選手(28)も不発で、チームも球宴を挟んで5連敗。一時期は完済間近に見えた借金がまた8まで膨らんだ。期待の2年生も5年ぶりAクラスを狙うチームも、正念場に立たされた。

 苦しい。でも、抜け出せない。自己ワーストの9失点で2戦連続大炎上した8日夜。小笠原が弱音を吐いた。「ドツボにはまってます」。それでも、もがくしかないのも分かっていた。球宴を挟んで与えられた猶予期間。神奈川の実家に帰省し、気分転換する余裕などなかった。

 オフだった14日の午前中。寮のロビーで新聞を読んでいると、ふと森監督に出くわした。あいさつもそこそこに、言葉が飛んでくる。「随分、余裕そうだな」。危機感を促すためだと受け取った。期待してくれている指揮官に、今の自分はどう映るのか−。当然、聞けるはずなどなかった。

 与えられた場所は後半戦の初陣。開幕も、交流戦明けも、今回も、宿敵が相手。首脳陣からの無言のメッセージは、すこぶる重い。試行錯誤の成果とともに欲しいのは結果。「二度あることは三度あるなのか、三度目の正直なのか」。自らに課した二者択一は、前者へと傾いてしまった。

 1回に先頭打者に本塁打を浴びて先制を許し、2回も先頭からの連打をきっかけに失点。変化球が入らず、狙い球を絞られる。際どい直球はファウルで逃げられ、球数がかさむ。現実だけ見ればいつもの悪循環だが「悪いなりに頑張ったところはあった」。そう指揮官が擁護するだけの意地は見せた。

 

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