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【ドラニュース】

岡田、WBCで使える!鋭角シュート

2017年2月22日 紙面から

中日−ハンファ 5回から3番手で登板し、1イニング無失点に抑えた岡田=読谷球場で(佐伯友章撮影)

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 侍ジャパンの中日・岡田俊哉投手(25)が21日の韓国・ハンファとの練習試合(読谷)に3番手で登板し、1イニング無安打、無失点、3人をぴしゃりと打ち取った。直球とスライダーが抜け気味とみるや、シュートに切り替えピッチングを組み立てた。キレ味抜群のシュートが大きな武器になりそうだ。試合は12−10で中日が勝利した。

 侍ジャパンに合流前日に大きな武器を手に入れた。5回からマウンドに上がった岡田。「真っすぐもスライダーも良い球と悪い球がはっきりしている感じがあった。その中で、きょうはシュートがハマった」。これが想像以上に効果的だった。

 ハイライトは1死で迎えたハンファの4番・ロサリオ。米大リーグ・ロッキーズ時代に5シーズンで71発を誇る右の大砲相手に1ボールからシュート3連投。きっちりと外角に決めて二ゴロに打ち取った。「シュートは右打者の外のイメージですね」。ボール1、2個外に曲げることで、芯を外しゴロアウトを奪う。まさに理想のピッチング−。WBCでもライバルになるであろうドミニカ共和国出身の強打者相手に、思い描いた軌道で投げきった。伝家の宝刀として使えそうなキレ味だった。

 志願の登板だった。今季初実戦となった19日の楽天との練習試合では立ち上がりからいきなり2四球。WBC球だったため、抜けることも多かった。後続を断ち、無失点で切り抜けたが、自分の中では不安の残る投球だった。だからこそ、20日にはキャンプ休日を返上し、読谷球場のブルペンで35球を投げ込んだ。

 「ブルペンではできていても、打者がいるときにどうなるか。ボールがどうとか、自分と戦ってはだめ。そこを確認したかった」。マウンドに上がったら打者との勝負に集中しなければならない。だが、楽天戦では、そうではなかった。滑るボールに神経を費やし、思い描いたピッチングができなかった。「本番ではもっとめちゃくちゃになるかもしれない。でも、自分でダメだと思うと、こないだのような立ち上がりになってしまう。何か1つないと、ピッチングにならない。きょうはそれがシュートだった」。みずからの感覚に耳を研ぎ澄まし、引き出しからその日のベストを探し出す。その課題をクリアできたことが何よりも大きな収穫だ。

 

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