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【ドラニュース】

岩瀬、19年目の「改革」 宝刀スライダー捨てる

2017年1月13日 紙面から

ワールドウィングの小山裕史代表(右から2人目)が見つめる中、ブルペンで投げ込む岩瀬=鳥取市で(横田信哉撮影)

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 現役最年長選手の中日・岩瀬仁紀投手(42)が12日、鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」での自主トレを公開した。結果が出なければ今季限りで引退することを表明しているレジェンド左腕は、今オフの取り組みを「改革」と表現。引退するかどうかの物差しを「上にずっといるかいないか」と明言し、若手との横一線でのサバイバルレースに挑む考えだ。

 ビニールハウス内のブルペンに、濃密な時間が流れた。大野、田島らが固唾(かたず)をのんで見守るなか、岩瀬が乾いた音を響かせていく。立ち投げから始まり、約20球で捕手を座らせると、近くにいた小林広報担当を左打席に立たせた。直球に2種類の変化球を交えて計52球。おそるおそる投げていた昨年とは違う。今回は9日から4日間の短期滞在ながら毎日ブルペンに入り「体は心配ない。去年とは状態が違う」と笑顔も見せた。

 「結果が出なければ引退」と表明して臨む今季。これまでの自分と決別する意思を固めた。「僕は原点回帰ではなく、改革ですよ。新しいことをやって、それでダメなら潔く(引退)できる」。その最たるものが、18年間にわたって最大の武器だったスライダーの封印だ。

 「もう通用しない。今までのスライダーはもう投げないです」と明言。代わって取り組むのが、カットボールに近いスライダーと、縦に落ちる変化球。いずれも打者の手元で変化させ、芯を外すことが狙いだ。

 引退の指針となる「結果」の物差しを問われると、「上にずっといるか、いないか」と明言した。1軍スタートが内定しているキャンプの意味合いは、これまでとはまるで違う。2月1日から始まるのは、若手とともに泥にまみれるアピール合戦だ。「いつものように逆算しながらやれる立場じゃない。しっかりアピールしていきたい」。昨年は3月20日がオープン戦初登板だったが、今季は悠長に構えることはできない。

 

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