ウエスタン中日−ソフトバンク 先発し、7イニングを無失点に抑えた山本昌=ナゴヤ球場で
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2軍で調整中の山本昌広投手(43)が21日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(ナゴヤ球場)に先発し、7イニングを投げて5安打、6奪三振、無四球の無失点に抑える好投を披露。着実に状態が良くなっていることをアピールした。
山本昌らしさが戻ってきた。43歳のベテラン左腕が、2軍降格後5試合目の先発登板で、7イニングを無四球、無失点投球。打者の内外角いっぱいをつくコーナーワークと、緩急を織り交ぜた熟練の技を発揮して、ソフトバンク打線を翻弄(ほんろう)した。
「徐々によくなっているよ。キャッチャーとの呼吸もよかったし、上り調子だね」
立ち上がりからテンポよく投げ込んでいった。2回以外は、各イニングの先頭打者をきっちり打ち取り、優位に試合を運んだ。
2回に先頭打者の4番・多村に初安打を許し、その後に1死二、三塁のピンチを招くと、後続2人をともに宝刀のスクリューで内野ゴロに切って取る。
7回には、安打と盗塁悪送球が絡んだ1死三塁のピンチに、5番・江川を外角低めの直球で見逃し三振に仕留め、続く吉川を再びの宝刀スクリューで二ゴロに打ち取った。2度のピンチにも決してリズムを崩すことなく、巧みな投球術で切り抜けて見せた。
小林2軍投手コーチは「やっと本人も本来の投球ができたと思ってるんじゃないかな。今季、見ている中で一番いい投球だった。粘りも出てきたし、すべてが向上しているね」と、この日の投球に完全復調間近を感じ取ったようだ。
「まだまだ(状態を)上げていきたいし、しっかりとしたいところがある」。山本昌が確かな手応えをつかみ、調整の最終段階に入った。
(古田耕士)
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