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【竜戦士のチカラめし】

又吉&友利コーチ大絶賛の沖縄そば

2016年2月16日 紙面から

トーフそばマーボー風を食べる小林広報。手前はソーキそば、トーフそばタコス風=浦添市仲間のてだこそばで(篠原麻希撮影)

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 中日選手の食生活やここ一番での勝負メニューに迫る企画「竜戦士のチカラめし」。沖縄キャンプ特別バージョンとして紹介するのは沖縄人をうならせる沖縄そばだ。沖縄県出身の友利結投手コーチ(48)と又吉克樹投手(25)をうならせる沖縄そばに自称グルメ記者のドラ番キャップ・兼田が迫った。

 沖縄キャンプ中に紹介できる『チカラめし』はないものか。真っ先に浮かんだのは友利投手コーチと又吉の沖縄県出身コンビ。まずは又吉に聞くと「実家から歩いて5分のところにおいしい沖縄そばのお店があるんですよ」。さらに「デニーさん(友利コーチ)から教えてもらいました」。となると行くしかない。そこは浦添市にある『てだこそば』だった。

 「あそこは普通のソーキそばもうまいんだけど、マーボー風とかタコス風とか変わったそばがある。これがうまいんだ。オススメはマーボー風だね」

 友利コーチの話を聞いてますます食べたくなったが問題が浮上した。一緒にお店を訪れたかったが、何と定休日はキャンプ休日と同じ月曜日…。ということで白羽の矢を立てたのが元中日投手の小林正人広報。練習日の午後7時にお邪魔した。

 「よく来てくれましたね。又吉さんは1月に家族で来ていただきましたよ。今年は体が大きくなっていましたね」

 こう笑顔で出迎えてくれたのが盛岡和江さん(59)。1993年にヤクルトのキャンプ地・浦添市民球場から徒歩数分の場所に開業した同店は今でこそ人気店だが、平たんな道のりではなかった。店主の盛岡政則さん(63)は鹿児島・喜界島生まれの沖縄県金武町育ち。高校卒業と同時に三重県の大手自動車メーカーに就職してサラリーマン生活を送っていたが、30代前半に脱サラして調理師免許を取得。その後、夫婦で浦添警察署に留置された容疑者の食事係を担当していた。

 「あのころは365日休みがなかった。でもその間にお金をためて、次の準備ができたんです」と政則さん。7年間の食事係を終えて開店したが、人通りが少ない場所とあって客がこない。「3年間はメシを食えなかったね」。1日の客が6人だったこともあるそうだ。だが次第に口コミで客足が増えていった。

 「ウチのこだわりは自家製生麺と豚骨スープ。おいしいモノを出すのは当たり前。その中で生き抜くためにはよそには出ていないものを、と思ってやってきた。特にこの年齢で始めたからね」

 政則さんが話すように同店のメニューは豊富だ。定番のソーキそば(中)=640円=だけではなく友利コーチが勧めるトーフそば〜マーボー風〜(中)=740円=に納豆そば(中)=640円=など20種類以上(値段はいずれも税込み)。コシがある自家製麺は普通、よもぎ、黒米の3種類あって、特製のスープは毎日21時間煮込んでいるそうだ。「自分がうまいと思わなければ出さない」。こだわりの味で沖縄人を認めさせた。

 「いやー、本当においしかったです。いい話も聞けましたね」と小林広報。この日はソーキそば、トーフそば〜マーボー風〜、トーフそば〜タコス風〜の3種類を用意してもらったが、2人でペロリ。ごちそうさまでした。中日ファンの皆さんも、北谷に行く途中にぜひ立ち寄ってください。 (兼田康次)

◆「てだこ」は太陽の子 琉球王国の伝説から

 「てだこそば」の由来は浦添市にある。てだことは沖縄の方言で太陽の子。浦添が琉球王国の首都であったときの伝説から同市では「てだこまつり」や「てだこホール」などの名称がつけられており、「てだこの都市」といわれている。

 「生まれも育ちも違うけど、調理師の専門学校も浦添で警察署も浦添。浦添にお世話になったから名前につけたかったんです」と政則さんは説明していた。

 ◆沖縄そば そば粉は一切使わずに小麦粉のみで作られ、麺はかんすいまたは灰汁を加えて打たれる。製法は中華麺と同じ。「沖縄そば」の呼称は1972年の本土復帰後に禁止されたが、昔から県民に親しまれてきた歴史があることで運動を展開し、1978年に公正取引委員会から正式に「沖縄そば」の呼称認定を受けた。

<アクセス>

 ◆てだこそば 沖縄県浦添市仲間1の2の2 (電)098(875)5952

 営業時間 午前11時から午後8時(売り切れ次第終了)

 定休日 月曜日

<レシピ>トーフそば 〜マーボー風〜

材料 2人前

沖縄豆腐 4分の1丁

チンゲンサイ 1枚

ソーキの細切れ 少量

ニンニク 少量

豆板醤 少量

コンスターチ 少量

秘伝の豚骨スープ

沖縄そば 2玉

(1) 中華鍋で一口大に切った沖縄豆腐、チンゲンサイ、ソーキの細切れ、ニンニク、豆板醤を炒める。

(2) (1)に少量の豚骨スープを入れ、コンスターチでとろみをつける。

(3) 丼にゆでた沖縄そばと豚骨スープを入れ、その上に(2)をのせる。

 

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