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【コラム 撃戦記】

“天才”尚弥に敗れ目覚めた田口 3・16WBO世界フライ級 恒成VS田口

2019年1月27日 紙面から

 ボクシングのWBO世界フライ級王者田中恒成(23)=畑中=の初防衛戦(3月16日、岐阜メモリアルセンター)が決まった。相手は元WBA、IBF世界ライトフライ級王者でWBO同級5位田口良一(32)=ワタナベ。日本人対決は名勝負が多いが、私はこの一戦にとても注目している。

 田口はライトフライ級で全日本新人王、最強トーナメント優勝。日本同級王者にも就いて順風満帆の時にアマ7冠の井上尚弥(大橋)と初防衛戦。“超”エリートに終始圧倒され、0−3の完敗だったが、完敗の悔しさを田口ほど糧にして急成長を見せたボクサーはいない。

 井上の完成度高いボクシングに対し、ジムでたたき上げて雑草と評された田口。敗れはしたがスピード、テクニック、パワーでまだ発展途上を強く感じさせてくれた。身長でもリーチでも井上を上回る体格も魅力で、まだ本能が先行する戦い方だった。しかし、“天才”を知って目覚め、その後につながった。

 持ち味は互いにスピードとパンチ力。双方にKOも期待できる。田中に田口はもっとも危険な挑戦者と見ている。 (格闘技評論家)

 

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