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【コラム 撃戦記】

4連続KOならず 連打不発で予想外の長丁場に

2018年12月31日 紙面から

 ほぼワンサイドの試合だったが、拳四朗のボクシングにしては消化不良の内容だった。ボクシングに特別悪いところはない。パンチのスピードもフットワークもありながら単発だったために、予想外の長丁場になった。コーナーに追い込みながら、連打が不発で、詰め切れなかった。

 挑戦者のフアレスが予想外にタフだったのもある。分厚い胸は打たれ強さを感じさせたが、拳四朗に思い通りのボクシングをさせなかったのはメキシカンファイターの意地だろう。

 拳四朗の4連続KOのパフォーマンスを期待したファンは残念だっただろうが、5度の防衛は名チャンピオンの称号を与えられる防衛回数だ。次戦も期待が高まるが、今の拳四朗に負けそうな要素は見当たらない。何よりも戦う姿勢、バランスがいい。どんな角度からでもパンチが打てる。

 次回は1位との指名試合になるだろう。連続防衛記録は具志堅用高氏の13度。先はまだ長いが、記録の更新も今の勢いからすれば夢ではない。そして、それ以上にファンが期待するのは王座統一だ。 (格闘技評論家)

 

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