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【コラム 撃戦記】

女人禁制どころか大暴れ リングは様変わり

2018年10月3日 紙面から

 女子プロボクサーの国内最年長王者、池山直(49)=フュチュール=が7月、WBOアトム級王座の7度目の防衛に失敗し、引退した。王座獲得は44歳。JBCに「負けたら引退」と勧告されていた。

 1986年4月の男女雇用機会均等法の施行後、スポーツも女性の活躍が脚光を浴び、強い女性が人気を集めている。その一方で、今年4月には女人禁制の大相撲の春巡業で倒れた、京都府舞鶴市長の心臓マッサージのため女性が土俵に上がり、物議を醸した。

 ボクシングも創成期はリングに女性が上がることを禁じられていた。就職難の時代、ボクシングジムとは知らずに帝拳ジムの会長秘書に採用された長野ハルマネジャー(93)は、今でもリングに上がらない。その長野さんが「ファイティング原田さんの引退式(1970年4月29日、東京・後楽園ホール)で花束を渡すため、笹崎会長と一緒に夫人の季(すえ)さんがリングに上がった。女は駄目と聞いていたから驚きましたよ」と振り返る。

 あれから48年。女性が会長やセコンド、トレーナーライセンスを取得。女子がリングに上がるどころか、大暴れしている。 (格闘技評論家)

 

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