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【コラム 撃戦記】

前回防衛から2カ月 マッチメイク慎重にすべき

2018年4月16日 紙面から

 減量に失敗した比嘉がどんな動きを見せるか注目した。1回から果敢に打って出たのは、驚きだった。長身のロサレスとは8センチ差。懐にいかに入るかが勝負の分かれ目だったが、相手の突進を阻んでショートのアッパーで応戦。5回から頭をつけて距離をつぶし、踏ん張った。しかし、調整失敗の影響からか、徐々に本来の粘りを失ってしまった。具志堅会長が危険を察して試合を止めたのは妥当だろう。

 減量失敗について、厳しく書いておきたい。比嘉は今年2月の防衛戦からわずか2カ月。今更何を言っても後の祭りとなるが、陣営はもっと慎重に準備するべきだった。比嘉は骨太で頑丈な体を持つ。だが、このタイプは体重が落ちにくいのも事実だ。実際、これまでは3カ月かけてリミットまで落としてきた。前戦を1回KO勝ちして無傷で終えたことで、魔が差したのだろう。

 連続KO記録が途切れたのは残念だ。万全のコンディションでリングに上がってほしかった。これを今後のボクシング人生の教訓にし、再びはい上がってきてほしい。 (格闘技評論家)

 

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