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【コラム 撃戦記】

尚弥「米国でスター」にちょっとがっかり…

2018年3月16日 紙面から

 ボクシングの“怪物”井上尚弥(24)=大橋=がWBOスーパーフライ級王座を返上し、5月25日に東京・大田区総合体育館で、WBAバンタム級王者ジェイミー・マクドネル(31)=英国=に挑戦する。勝てば3階級制覇。だが、私としては、ちょっとがっかりしている点もある。それは、彼が具志堅用高さんの持つ偉大な世界王座最多防衛記録13の更新を目指すと胸を張っていたからだ。

 昨年9月、「米国でスターになります」と本場デビュー。アントニオ・ニエベス(米国)を6回TKOで破ってV6を達成した。その後は米国を中心に活動し、アメリカンドリームの夢を追うのだろうと思っていた。しかし、V7戦は年末に国内で開催。今回も王者を日本に呼んでの挑戦である。

 マクドネルは178センチの長身で、リーチも183センチある。亀田和毅の2度の挑戦を退けた技巧派だ。注目の世界戦になるだろう。だが、どうしても「米国でスターに」の言葉が心に引っかかるのだ。

 マニー・パッキャオ(フィリピン)は米国に生活環境を移してアメリカンドリームをつかんだ。井上はまだ24歳。天性の素質は誰もが知るだけに、期待もするのだが…。 (格闘技評論家)

 

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