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【コラム 撃戦記】

右ストレート→左ボディーのコンビネーション光った

2018年1月1日 紙面から

 世界戦経験3度。キャリア33戦の挑戦者にプロ9戦目の世界王者がどんな戦いをするか。それがこの試合の見どころだったが、京口は無難に乗り切った。

 ブイトラゴは序盤から慎重で、左右のパンチを上下に散らして攻め込む京口をジャブで突き放し、左右のフックとワンツーのコンビネーションでうまさも見せた。だが、誤算だったのは京口のスタミナだろう。回を重ねても京口のスピードと手数は落ちることがなかった。ダメージが積み重なった挑戦者の顔は腫れ、8回は戦意を失っていた。

 技術的に京口が光ったのは、要所で見せた右ストレートから返す左ボディーブローのコンビネーションだった。ボクシングを始めてから辰吉丈一郎の指導を受けたテクニックだ。辰吉のような本能で打ち込むパンチとは質が違うが、テクニックは洗練されて見劣りしない。今後の防衛が大いに期待できる。 (格闘技評論家)

 

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