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【コラム 撃戦記】

雪辱果たした村田 次は王座統一戦も視野 桜井さんの夢も実現

2017年11月8日 紙面から

 ボクシングのロンドン五輪金メダリスト村田諒太(31)=帝拳=が先日、WBAミドル級王座を獲得した。判定に物議を醸した敗戦から5カ月。1回から積極的に出てアッサン・エンダム(フランス)に7回終了のTKO勝ち。見事な雪辱だった。

 ボクシングの日本人五輪金メダリストでプロ転向したのは1964年東京五輪の桜井孝雄(バンタム級)が初めてだったが、世界王座には届かなかった。村田はアマ時代から攻撃的でプロ向きと言われていたが、ついに桜井さんの夢を引き継いだ。

 一部の批評家の中には世界主要4団体の単体王者に厳しい見方をする声もあるが、不満の矛先を村田に向けるのは筋違いだろう。批判は団体の分裂を容認し、ビジネス優先で個々の団体王座を承認するコミッションや協会にするべきであって、選手にではない。

 アスリートは目の前に組まれた試合に立ち向かうだけ。村田も当然、王座の統一戦は視野にあるだろう。見守りたい。 (格闘技評論家)

 

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