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【コラム 撃戦記】

名トレーナーの手腕 五輪選手育成も期待

2017年9月5日 紙面から

 ボクシングで3度世界王座に挑戦し、引退後は所属した帝拳ジムで西岡利晃や三浦隆司、下田昭文、五十嵐俊幸ら元世界王者のトレーナーを務めた葛西裕一さん(47)が3日、東京都世田谷区用賀にジム「GLOVES」オープンさせた。3階建てビルの全フロアを使う豪華版だ。

 ジムとはいえ、アマチュアが中心で、プロボクサーの養成は考えていない。けがや死亡事故もあるプロになることを敬遠される傾向もあり、「気楽に来てもらうにはアマがいい。プロで学んできたものを一般に広めてボクシングの底辺を広げたい」と、フィットネスに力を入れる。

 日本プロボクシング協会の加盟ジムは現在全国で237ある。フィットネス人気でその数もアマチュアを対象にしたものが増え、「地域によってはプロとアマが逆転しているところもある」という関係者もいる。

 かつて新規ジムの開設は既存ジムとのしがらみがあったが、今は独占禁止法もあってアマ向きのジムが急増した。葛西さんはアマの名門・横浜高出身。大会での優勝経験もある。プロでは名うての名トレーナー。その手腕で五輪選手の育成にも期待したい。 (格闘技評論家)

 

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