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【コラム 撃戦記】

忘れられない井上尚弥の自信の米進出

2017年7月29日 紙面から

本場・米国がWBO世界スーパーフライ級王座の防衛戦となった井上尚弥。右はWBC同級王者で4階級制覇の(ニカラグア、帝拳)=東京・九段下のホテルグランドパレスで

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 「(米国で)スターになります!」。ボクシングのWBOスーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)が6月19日、東京都内で行われた米国進出の発表会見で自信満々に宣言した姿が忘れられない。9月9日に同級7位アントニオ・ニエベス(米国)の挑戦を受ける。いよいよ、念願の本場進出だ。

 井上はデビュー時からアマ7冠の実力を発揮。世界最速で2階級制覇を達成。スピード、テクニック、パワーと3拍子そろった完璧さが売りだ。プロモーターの本田明彦会長は「日本人選手はこっちから売り込むことはあっても、米国からオファーが殺到することはまずない」と異例さを絶賛。ケーブル局のHBOが放送するメリットも挙げた。

 東洋人のスーパースターといえば、6階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)だ。無名だった1998年に来日して試合をしたが、主戦場を米国に移した後は実績と実力のある強豪をことごとくKOしてアメリカンドリームをつかんだ。パッキャオとは対照的にエリート中のエリートとして乗り込む井上尚。全てに注目したい。 (格闘技評論家)

 

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