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【桑原克典の「使えるレッスン」】

 桑原克典プロによる「使えるレッスン」も残り2回。レッスンの締めくくりとして、このページを担当している本紙デスクの青山と桑原プロが明世カントリークラブ(岐阜県瑞浪市)を舞台にラウンド対決をします。アマチュア対プロということで、桑原プロは3番ウッド(スプーン)、7番アイアン(7I)とパターの3本。青山は14本のフルセットでの対戦。果たして軍配は−。 (聞き手と構成 青山卓司)

負けられない

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 −最後の2回は、ラウンド対決で締めくくりましょう。青山が1年間の成果を見せられるか、それともプロの意地が勝るか。と言ったって、結果はさすがに最初から見えているんですけどね

 桑原「プロとしては負けられないし、あっさり勝ったら『この1年のレッスンはいったい何だったんだ』ってことだし。複雑です」

 −一応、ハンディはもらいます。青山が14本のフルセットで、プロはパターを入れてスプーンと7Iの3本。でもこれってハンディになるんですか

 「正直言うと、ハンディにはなりません。だってスプーンと7Iがあれば、プロならグリーンに乗るし、グリーン上ではハンディがないわけだから。プロでも練習ラウンドでよくやるんですよ。『きょうは4本ラウンドね』とか『3本ラウンドね』とか言って」

 −本数制限することの意味ってあるんですか

 「例えば7Iで60ヤードを乗せるためには、どう打たなければいけないか。まずイメージを持たなければいけません。ゴルフでイメージすることって、本当に大切なんです。そんなことを半分遊びながら練習するうちに、いろいろな技術も同時に身に付くんですよ。アマチュアの方も、機会があったら、ぜひ本数制限をしてラウンドしてみてください。あらたな発見がありますから」

ライン読めた

 −ではラウンドしましょうか。インスタートだから10番からになります。10番は穏やかな打ち上げのミドルホールでレギュラーティーからは353ヤードあります。まずは青山から打ちます

 青山のティーショットは250ヤードほど飛んで、左のフェアウエーに。スプーンを持った桑原プロはさらに、その20ヤード先に1打目を運んだ。

 「青山さん、しっかりと左を向いていましたね。右がOBのこのコースは、まずは左にティーショットを打つことが大切。その意味でしっかりとマネジメントができました」

 2打目。残り約100ヤードを青山は50度のウエッジでピン右奥2・5メートルにオン。桑原プロは残り80ヤードを7Iで手前から転がしてピン奥3メートルにオン。それをともに2パットで入れてパー。

 「青山さんは下りのフックラインをうまく打ちました。下りのラインといっても、曲がりがある場合の下りは、打ち出しで上りが入っている場合があります。それをちゃんと低い場所から読んで、少し強めに打つことができました。見事なライン読みと距離感です。2打目も、少し弱いと思ったのですが、ハンドファーストにして、ロフトを立てて打つことができたからグリーンに届き、なおかつスピンがかかって止まりました。このホールは100点満点ですね」

10番ホール 青山デスクのライン読みもバッチリ

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パットが課題

 11番パー5は、桑原プロが3オン3パットでボギー、青山は3オン2パットでパー。青山が1打リードで12番パー3を迎えた。距離は120ヤードでほぼフラット。左グリーンは、手前と周りを合わせて4つのバンカーがある。青山は9Iでグリーン右奥のバンカーに入れ、桑原プロは7Iで低いボールを手前に落として転がしたが、グリーンをわずかにオーバーした。

 −バンカーには入ったけど、アゴが意外に低く、ゆるやかな傾斜になっています。わたしはゆるやかな傾斜のバンカーショットを打つ時は、まずパターで打てないかを考えます。これならパターで出るような気がします。パターならざっくりも、ホームランもありませんから

 「すごい発想です。バンカーですからソール(砂にクラブの底をつけること)さえしなければ何で打っても構いません」

 青山のパターによるバンカーショットは、見事に寄って、ピン下1・5メートルで止まった。そこから2パットで青山はボギー。桑原プロはグリーン周りからパターで寄せて、パー。

 「パットが少し課題ですね。青山さんは距離をインパクトの強さで出してしまっています。あくまで距離はストロークでつくってください。振りの速さを常に一定にできれば、距離感がよくなります。インパクトで距離を出しているうちは距離感というものを養うことができません。特に上りや距離の長いパットは強く打ちたいという意識が強くなりすぎて、どうしてもインパクトまで強くなりがちです。長い距離のパットや上りが強いパットほどストロークを意識することが大切です」

 5ホールを終えて、桑原プロが1オーバーの22、青山が2オーバーの23。1打差で後半へ続く。

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【プロの独り言】効果あった花粉症対策

 花粉症の季節です。ぼくはスギ花粉や芝花粉に反応するので対策が必要です。しかし今年はほとんど発症していません。そこでぼくなりの花粉症対策を紹介します。

 1月から高濃度ビタミンを飲み始めました。併せて、アスタキサンチンをサプリでとっています。どちらも抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。1月からはラウンドや、トレーニング、練習時もマスクを着用し、花粉を体内に入れないように気を付けています。さらに、鼻腔(びくう)内にワセリンを塗って粘膜が荒れないようにしています。

 民間療法なので、全ての人に効果があるとは思いませんが、今のところ例年とは比べものにならないほど、調子がいいのです。花粉症が発症すると、試合に集中できないので、この調子をキープして試合で好成績を目指します!

取材協力 明世カントリークラブ 瑞浪市明世町月吉1112番地の88 TEL:0572−69−2326 http://akeyocc.com/

(毎週木曜日の紙面に掲載。紙面では他に「お手軽エクササイズ」も掲載しています。)

 

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