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【プロ野球】

低学年でもアイシングは必要?

2018年8月15日 紙面から

 【質問】学童野球のコーチをしています。投球数が少なくても、すぐにアイシングをしますが、低学年でもアイシングは必要ですか。 (品川区 学童のお父さんコーチ)

 【答え】野球教室などでも、よく出る質問です。アイシングは回復を早めるためには適切な処置ですが、小学生、しかも低学年のアイシングはあまり感心しません。小学生の投球ではアイシングの力を借りるほどの肩や肘を酷使していないでしょう。小さいころからアイシングをすることで、自分で治そうとする力が弱くなり大事な成長期に影響してしまうのを心配する意見もあります。それでも最近では、アイシングは世界の流れとなっていて欠かすことはできません。

 アイシングについて説明します。ピッチングによって筋肉の繊維が切断されて、肩や肘に血液が流れ込むのを防いでくれて治癒を早める役目をするのがアイシングです。試合後に軽くキャッチボールをしながら、肩や肘をほぐしてから20〜25分冷やします。肌の弱い小学生の場合は凍傷などを防ぐために10分くらいと短めにするといいでしょう。学童野球ではダブルヘッダーの試合がよくあります。昼食を取るとか間にもう1試合入るなどして時間がたてば登板してもかまいませんが、できればアイシング後の登板は避けてください。投球数も含めて小さいころからの肩の酷使には注意してください。

 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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