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【プロ野球】

50球?100球?回数は? 投げ込みの必要性とは

2018年7月18日 紙面から

 【質問】公立高校のピッチャーです。投球練習は50球くらいを週に2回ほどでしたが、新しい先生は最低でも100球を週3回と言いました。投げ込みは必要なのでしょうか。 (東京都 H高校2年)

 【答え】私たちの時代のピッチャーは毎回200〜300球の投球練習が普通でした。大リーグで1試合100球をめどにする起用になった最近は、日本球界でも「100球理論」が一般化しています。大学で指導したころにこの理論を初めて聞いたときには驚きました。ただ、個人の意見として投げ込みは必要と考えています。日本スポーツ医学界でも高校生の全力投球は週に500球を越えなければ、肩や肘に影響はないとしています。1日50球の週2日程度では、ピッチャーとしての大きな成長は期待できないでしょうね。自分に合った理想的なフォームは投げ込みで身につくものです。

 投手が完投するには150球ぐらいを投げなければいけません。50球ぐらいは、上半身(腕)の力だけでも余裕で投げられますが、100球近くになると、下半身を使わないとボールの威力は全くといっていいほどなくなります。上半身だけではスタミナが持ちません。200球くらいの投げ込みをすると上半身がばてて、下半身もへばってきます。ここから無意識のうちに体全体を無駄なく使って投げる理想的なフォームを発見することができるようになります。もちろん肩や肘に違和感があったり、体調不良のときは、だれに何と言われようとも投球練習はしないでください。 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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