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【プロ野球】

内角球に差し込まれます克服方法は

2018年6月23日 紙面から

 【質問】中学生の息子が内角球に差し込まれることが多くて悩んでいます。原因と克服する方法を教えてください。 (野球大好き父)

 【答え】内角の甘い球は、打者にとっては一番打ちやすく、一番飛ぶところです。特に内角のカーブなどは、投手にとっては極めて危険な球といえるでしょう。内角球は打つポイントが外角球に比べて投手寄りなので、早めの準備が必要です。差し込まれるのは構え遅れるのも一因ですが、ヘッドの遠回りも考えられます。

 木製バットの時代は、コース、球種に関係なくボールを「芯」で打つ練習が当たり前でしたが、金属バットはパワー(腕力)があれば、「芯」以外の部分に当たってもボールが飛んでいくので、腕とバットが伸びきってヘッドが遠回りするスイング、いわゆるドアスイングの選手が増えています。この打ち方だと、内角球はおそらくグリップから数センチのところで打っているのではないでしょうか。

 内角球は腕をたたんでバットの芯をボールにぶっつける感じで打つと、シュート打ちの名人といわれた山内一弘さん(元中日監督ほか)は教えていました。プロでもなかなか難しい理論ですが、内角は肘をたたまなければ打つことはできません。トップから右脇を閉じながら肘をへその前に出していく感じです。こうすると、ヘッドが立ったまま体の近くを通り、ミートポイントまで腕をたたんでバットを最短距離に出すことができます。

 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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