トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > コラム 江藤省三の白球教室一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

失った自信を取り戻すための助言は?

2018年6月9日 紙面から

 【質問】高校3年のキャッチャーの親です。小学生からキャッチャーをしていてパスボールをほとんどしなかったのですが、最近は1試合に1個はあります。試合に負けると外されるようになり、自信をなくしています。イップスにもなりそうです。どんな声をかけたらいいでしょうか。 (高校球児の父)

 【答え】小学生からキャッチャー一筋ですから、いまの状態は技術よりもメンタル面から来るスランプのようなものと考えられます。1つのミスで自分が追い込まれる環境で、ミスをしたら代えられるというプレッシャーが自信喪失に拍車をかけているのではないでしょうか。イップスになると「いいボールを投げなければ…」と思い込んだりすることで腕の筋肉が萎縮して動かなくなります。1つのミスもしたくないというプレッシャーから来る連鎖反応といえます。

 プレッシャーを取り除くメンタルトレーニングを考えましょう。プレッシャーの原因は(1)ミスをしないようにすることばかり関心がいく(2)短い時間にあれもこれもやろうとして神経が高ぶり緊張する(3)他人の目を気にしたり他人の期待に応えようとする(4)失敗の恐怖や悪い結果を想像する−などがあります。これらを取り除く方法として(1)イメージトレーニングで自分がリラックスできる状態を思い描く(2)大きく落ち着いた声で自分に話しかける(3)呼吸をコントロールする(例えば深呼吸する)などを試すようにアドバイスしてあげてください。 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ