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【プロ野球】

小・中学生の本塁ヘッドスライディングは危険

2018年5月5日 紙面から

 【質問】コリジョンルールの採用もあり、本塁へのヘッドスライディングが最近多く見られます。息子のチームでも際どくなくてもヘッドスライディングをしています。けがのリスクが高すぎるので本塁へのヘッドスライディングには反対です。どう思いますか。アドバイスをお願いします。 (中学軟式野球部員の父)

 【答え】かつては本塁へのヘッドスライディングはタブーとされていましたが、最近ではプロ野球でもヘッドスライディングをする選手が増えてきています。これはコリジョンルールが導入されたためですが、プロはともかく、小・中学生にとっては、けがのリスクが大きくて危険なプレーになりかねません。新ルールでは、キャッチャーが一連の捕球動作で走路を防いだり、走者と衝突しても妨害にはならないので、ヘッドで滑るときはキャッチャーの捕球位置やタイミングなどの状況を判断することが必要です。私は小・中学生には、本塁へはできるだけ足から滑るように指導しています。

 一塁へのヘッドスライディングについては、駆け抜けよりも速いという説がありますが、悪送球をしたときや一塁手にファンブルがあったときなどに素早く対応できません。一塁へは駆け抜けるようにしてください。プロ野球でもときどき完全なアウトなのにヘッドスライディングをする選手がいますが、あれは自分自身とチームに「喝」を入れる意味合いも含んでいます。ヘッドスライディングは投手のけん制で帰塁するときやクロスプレーでタッチを避けるときに使うものです。

 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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