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【プロ野球】

長身投手のサイドスローのメリットは?

2018年5月2日 紙面から

 【質問】長身投手は上背をいかした上からの投球が有利だと思っていましたが、先日、熱田球場で投げていた長身エースはサイドハンドでした。長身のサイドあるいはアンダーは長いリーチを生かすメリットがありますか。 (名古屋市 C・Tさん)

 【答え】ピッチャーは、背が高くてオーバースローなのが絶対に有利と言われます。マウンドの高さは地面から25センチと決まっているので、長身で腕の長いピッチャーは当然有利です。昭和の時代には少年野球からプロ野球までサイドスローやアンダースローの投手がたくさんいました。しかし、イチロー選手が活躍し出したころから、いい左打者が増え、徐々に減っています。

 チーム事情や自分からではなく、長身なのにサイドやアンダーで投げている投手は(1)肘が上がらない(2)テークバックしたときに肘(腕)が背中の方に出る(3)腰の回転がサイドスローやアンダースローに向いている(4)コントロールが悪い(5)肘や肩を痛めたことがあり、負担を軽くする−などが考えられます。

 上手投げから下手投げに転向して成功した投手も、プロ野球にはたくさんいます。代表的なのは、巨人でいまはコーチをしている斎藤雅樹投手です。2軍で低迷していたころに、当時の藤田監督が「腕を下げてみろ」とアドバイスし覚醒し、数々の記録を残す大投手に変身しました。 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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