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【プロ野球】

練習後のクールダウンって必要?

2018年4月21日 紙面から

 【質問】中学軟式野球です。練習終わりにチームとしてのクールダウンをしません。ジュニアのときも指導者は「時間がかかるからやらない」との見解でした。クールダウンは有効だと思うのですがどうですか。 (野球小僧)

 【答え】ウオーミングアップは、練習や試合で最高の集中力を発揮するための心身の準備運動で、それについての研究は多く書物もたくさん出回っています。クールダウンの重要性はあまり理解されていませんが、練習や試合で消耗した体力を回復させるためには絶対に必要です。軽いジョギングやストレッチなどをすることで血液の循環を良くして体内に酸素を補給し、運動前の状態に戻してくれます。「時間がかかる」とか「それほど練習はしていない」ではなく、翌日の練習や試合のために不可欠な運動なので必ず行うようにしてください。

 ウオーミングアップの必要性についても、おさらいをしておきます。目的は(1)傷害予防(2)野球をするための準備(3)体温を上げ血行をよくする−などです。体が温まらないと、筋収縮に関係するカルシウムイオンが機能しにくくなり故障の原因にもなります。体をほぐすポイントは下半身から上半身へと移動させていくのがいいでしょう。大切なことはウオーミングアップで体を疲れさせないことです。試合前のアップのときから張り切るコーチがいますが、あくまでも試合で最高のプレーをするための準備運動であることを忘れないでください。

 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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