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【プロ野球】

スピンが利く投げ方体に負担はない?

2018年2月7日 紙面から

 【質問】この春、6年生になるピッチャーの親です。プロ野球の右ピッチャーのフォームを見ていると、ボールをリリースした後、右手の親指が下(手のひらが三塁側)を向いていることがあります。実際に子供にこのように投げさせてみると、びっくりするほどスピンの利いた速い球が来ますが、この投げ方は体に負担がかからないのでしょうか。 (愛知県一宮市 T・Sさん)

 【答え】いいところに気がつかれましたね。プロ野球の投手はほとんどが自然にできているため、なかなかそこまで考える人は少ないと思います。指導者講習会などでこのことを説明すると、初めて聞いたと言われることが多々あります。人間の骨格の仕組みは「投げる動作」のとき、自然にこのような動きをすることを理解していないと、肘や肩を痛める原因になります。

 投げる動作は、テークバックのトップからリリースポイントまでは、手の甲が上にあって外側から入ってきますが、リリースポイントで人さし指と中指が目標に向かって真っすぐに向き、ボールが離れた瞬間から手の甲は自分の方を向きながら振られていきます。イメージとしては、シュートを投げたような手の動きになります。

 先日プロ野球のコーチに確認したところ、リリース後に手の甲はシュートを投げたときのような動きをしますが、また元に戻って左膝の外側におさまっていくのが普通だと教えてくれました。かつては、殿堂入りした平松政次投手に代表されるようなシュートピッチャーもたくさんいました。正しい投げ方をすれば故障はしません。(慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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