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【プロ野球】

盗塁のスタート右足から?左足から?

2017年11月1日 紙面から

 【質問】県立高校の監督です。バッティング練習が少ないからなのか、なかなか点が取れません。何かいい方法をアドバイスをいただきたいのですが。 (埼玉県立S高校監督)

 【答え】前回の続きです。得点力をアップするには、盗塁の意識を高めるのも重要で、盗塁の基本「3S」を指導するようにアドバイスしました。3Sとは、スタート、スピード、スライディングです。とくに大事なのはスタートで、前回はリードまで説明しました。今回はスタートの切り方です。

 スタートは、右足からと左足からがあります。(1)左足からのクロスオーバーステップ=スタートの構えから左足を目標線上に踏み出す。体を素早く二塁に向け、2、3歩目まで体を起こさないようにすれば、早くスピードに乗れます。大リーグで1960年代に6年連続盗塁王になったモーリー・ウイルスは左足からで、彼が80年代に来日してプロのキャンプで臨時コーチをしたころは、左足スタートが主流になりました。(2)右足からの始動=メジャー最多盗塁のリッキー・ヘンダーソンは右足からのスタートでした。いまのプロ野球選手は、右足からが多いようです。巨人で走塁コーチをしていた緒方耕一さんは「手を早く動かす、そして右足、左足の順でスタートする。手から動くと足も早く動く」と教えています。

 盗塁の日本記録保持者の福本豊さんは「踏み出す足を意識し過ぎると逆に遅くなるから、どちらでもいい」と教えてくれました。実際に、どちらでも自分に合った方でいいと思います。早く加速できる方法を見つけるようにしてください。

 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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