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【プロ野球】

「引きつけて打て」の注意点は

2017年10月7日 紙面から

 【質問】中学生の息子がクラブチームに入っています。右バッターですが、打つポイントがかなり前で、うまく力が伝わりません。ボールを引きつけて打てとよく言いますが、その注意点を教えてください。 (野球大好きおやじ)

 【答え】バッティングの基本は、今も昔も同じはずですが、ピッチングスタイルの変化に伴ってミートポイントが少しずつ変わって来ているように思います。私がプロに入ったころは「前で打て」が主流でしたが、今は学童からプロまでほとんどの指導者が「引きつけて打て」と教えています。その一番の理由は変化球が増えたことでしょう。

 いまや中学生でもフォークやチェンジアップのような縦に落ちる球を投げる時代です。ボールを引きつけないと、強い打球は打てません。息子さんの打撃フォームを見ていないので正確には分かりませんが、ボールを迎えにいっていませんか。迎えにいくというのは、打ちにいくときにステップと同時にバットと体が前に出ていくことですが、これでは芯で打っても打球は飛びません。正しくは体の中心を軸にして後ろの肩、腰、膝が同時に回転です。

 体が前に突っ込むと、軸が崩れて、肩、腰、膝の回転がバラバラになって強いスイングはできません。いくつか修正法を教えますから試してみてください。(1)軸足(後ろ足)に体重をしっかりかける(2)ステップをやや小さくする(3)左足が着地したとき、バットはトップの位置にあるようにする。(4)スイングでは軸足が前にずれないようにする。これらを頭に入れて、毎日の素振りでフォームを固めてください。

 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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