トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > コラム・江藤省三の白球教室一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

打ちに行くとき腰をひねり始めるのは同時?

2017年9月26日 紙面から

 【質問】外野手で左打ちです。テークバックから打ちに行くとき、腰をひねり始めるのはバットと同時ですか、それともどちらかが遅れるのですか。 (船橋市 Y君=高2)

 【答え】バッティングには鉄則はあってもこれが絶対という教えはありません。いつも言っていることですが、どんなに優れた理論も個人に合うかどうかで、その教えが生きてくるかが決まると思います。プロで成績を残したOBでも、トップからはバットと腰、膝は同時回転がいい、そうではなく下半身(腰、膝)から始動したほうがいいと、意見が分かれています。日本のプロ野球の長い歴史の中で、いまだに4割打者がいないでしょう。それほどバッティングは難しいのです。だから、面白いとも言えるのです。

 質問の答えですが、田尾安志さん(元楽天監督)はトップからの始動はバット(腕)と腰、膝は同時回転が望ましいと教えてくれたことがあります。私もそう指導しています。田尾さんは左打者ですから、君も参考になると思います。どんな選手も、基本からスタートして自分に合ったフォームをつくり上げます。基本からフォームをつくってください。

 プロの選手が優れているのは、カーブやチェンジアップなどでタイミングを外されて、フォームが崩れそうになったときでも、いかに我慢して上半身の肩、真ん中の腰、下半身の膝を同時に回転させるかを工夫して打っていることです。最近は高校野球でも落ちる球が主流になってきました。引き付けて、同時回転で打つようにするのもいいと思います。 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ