トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > コラム・江藤省三の白球教室一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

投手の二塁けん制、プロとアマの違いは?

2017年3月18日 紙面から

 【質問】学童軟式の指導者です。投手の二塁けん制時に最も速くターンできるのが、軸足を少し前に外すことだと思いますが、所属している連盟では、ボークだと言われます。プロ野球のキャンプ映像では二塁けん制練習では前に外しています。プロとアマではルールが違うのでしょうか。 (匿名希望)

 【答え】これまでも同じような質問が何度かあり、お答えしてきました。少年野球には特別なルールがあり、変化球禁止などはその1つですが、野球規則はプロ、アマ共通です。二塁けん制は、プロ野球をはじめ高校野球でも軸足をプレートの前に外してターンをするのが主流となっていますが、野球規則では、二塁けん制において、軸足を投手プレートから外せるのは二塁側のみ、投手プレートに付けたままなら自由な足を二塁方向へ踏み出せばけん制できるとあります。学童野球では、ルールブックを忠実に実行しているといえるでしょう。

 プロ野球の場合は、軸足が踏み変わってもそれが一挙動であればボークにならないというルールを適用したものです。20年近く前、大リーグではリードが大きくとれて簡単に三盗や得点ができるといった走者の絶対有利を防ぐためと、投手が外側に軸足を外すことで膝をけがすることを予防するため、この様なけん制が認められるようになったと言われています。学童野球は正しいルールや野球の基本を覚えるところです。プロのまねはやめて、正しいけん制を覚えましょう。

 (慶大野球部元監督)

 【火、水、土曜日連載】

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ