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【プロ野球】

試合後、アイシング以外に肩のケア方法は?

2016年2月27日 紙面から

 【質問】中学硬式のピッチャーです。試合で投げた後は、必ずアイシングをしていますが、翌日もまだ肩が張っています。アイシング以外に何か、いい方法があったら教えてください。 (愛知県春日井市 中学2年)

 【答え】アイシングは、ピッチングによって筋肉の繊維が切断された肩や肘に血液が流れ込んでくるのを防ぐのが目的です。ですから、アイシングを欠かすことはできませんが、ただ冷やせばいいわけではありません。翌日も肩に張りがあるのは、炎症がまだ完全に取れていないということです。

 肩や肘の正しいケアを教えます。試合で投げた後は、軽くキャッチボールをしながら肩や肘をほぐし、それから15〜20分アイシングをします。大人は20〜30分くらいですが、肌の弱い小、中学生は短めにするのがいいでしょう。

 このあと、疲労を残さないためにクールダウンをします。ゆっくりとしたスピードでジョギングを5分、屈伸運動、伸脚運動、腰と股関節の運動を5分行います。クールダウンは体にたまった乳酸を取り除き、いち早く疲労を回復させる効果があります。アイシング後に、すぐ投げたり、肩や肘に負荷のかかるストレッチなどはしてはいけません。

 また、試合後、1時間以内にオレンジジュースやバナナを食べると、素早くエネルギーが蓄えられ疲労回復を早めるといわれています。プロの投手の場合、登板した日の夕食は、分解された筋肉を元に戻すためにタンパク質(特に肉類)をたくさん取っています。

  (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

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