トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > コラム 江藤省三の白球教室一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

重い球を投げるにはどうすればいいか?

2016年2月2日 紙面から

 【質問】新チームの主将で、ピッチャーです。コーチから重い球を投げると打たれないと言われました。重い球を投げるにはどうすればいいですか。 (杉並区 小学5年)

 【答え】コーチも小学生に、大変なテーマを与えたものですね。ピッチャーの軽い球、重い球というのは投げ方や握り方によって変わる球質のことです。少し難しいと思いますが、まずは球の軽い、重いの説明をしましょう。

 軽い球というのは、スピンの効いたキレのいい球といわれるもので、強靱(きょうじん)な下半身を使って腕をむちのようにしならせて投げます。日本人投手に多い球質です。ボールを軽く握ることで腕や手首、指がスムーズに稼働して、強いスピンがかかります。しかし、スピン量が多い球は反発力が大きいため、バットに当たると良く飛びます。試合の中盤以降、スピードが落ちてくると、軽い球はとても危険な球になります。

 重い球というのは、ボールを強く、深く握ることで手首のしなりが制限されて生まれる回転数の少ない球です。手が大きく、腕力が強く、全身のパワーを使った投球をする外国人投手に多く見られます。剛速球を投げる大リーグ投手の速い腕の振りは、筋力が強い証しです。スピン量が少ない重い球は反発力が低く、バットの芯で打っても意外に飛距離は出ません。打者にはずっしりとした感触が残ります。小学生のうちは、重い球を投げようとするよりも、正しい投球フォームを覚えてください。 (慶大野球部元監督)

◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。

〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ