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【コラム エンジョイボウリング】

プロが教える「スペアの取り方2番、4番、7番ピン」 谷川章子

2014年2月28日 紙面から

4番ピンを狙ってボールを放つ谷川章子プロ=愛知県岡崎市の岡崎グランドボウルで(小嶋明彦撮影)

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 スペアの取り方の続きです。向かって左側にある2番ピン、4番ピン、7番ピンがそれぞれ1本ずつ残った時を、基本方法の「3−6−9システム」を使って説明します。今回は谷川章子さん(36)がレクチャーします。

スパットが扇の要

 スペアシステムの定番でもある「3−6−9システム」では、スパットを目標に投げる「スパットボウリング」が基本になります。初心者の方はどうしてもピンを狙って投げがちですが、このスペアシステムの場合はスパットを目標とし、1投目と同じスパットを支点に立ち位置をずらします。だから、たとえ立ち位置が変わっても、基本的には扇の要のように目標のスパットは常に固定されます。

 まずは2番ピンの狙い方です。1投目の立ち位置から板目を右に3枚分移動します。この時に体は目標となるスパットの方向に体を向けます。このレッスンでは2番スパットを目標の基準にしていますので、そこに向かって助走し、投球します。1投目は板目と同じ方向、つまりファウルラインと直角になる向きに投げていましたから、スペアを取る場合は体がちょっとだけ左に向いていることになります。

 もちろん、1投目の立ち位置が基準になりますので、ボールが曲がりにくく、ストライクを出せないと感じたら板目を1枚分、右に移動するなどして調整します。「3−6−9システム」では、そこから板目を3枚、6枚、9枚とずらしていきますので、1投目の立ち位置をしっかりと把握しておく必要があります。

 4番ピンの場合は6枚分、7番ピンの場合は9枚分、右に移動します。ですから、7番ピンの場合はレーンの対角線を狙うようなイメージです。初心者の方が7番ピンを狙うときに、ついついレーンの左端から真っすぐに投げがちですが、少しでもボールが左にそれれば、ガターになってしまいます。

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ハウスボールでも

 どうしても残ったピンに照準を合わせたくなりますが、ここはスパットボウリングを厳守してください。たとえピンが1本残ったとしても、スパットを狙うように心掛けましょう。レーンを横切るように投げた方がガターに落ちる確率は格段に低くなります。

 曲がりにくいハウスボールでもスパットを軸にした対角線を狙った投げ方が基本形です。何度も言いますが、ボウリングではいくつもの狙い方があります。中には2番スパットよりも3番スパットの方が狙いやすい人もいらっしゃると思いますので、自分の投げ方に最も合った狙い方を早く知ることが大事です。

 次回は、向かって右側のピンの狙い方を説明します。

 谷川章子(たにがわ・あきこ) 1977(昭和52)年10月25日生まれ、36歳。愛知県出身。167センチ、右投げ。愛知・享栄高時代はソフトボールの選手。ビューティーカウンセラーとして一般企業に勤めていた23歳の時にボウリングを始め、2004年にプロ入り(37期)。公認パーフェクトは5回。プロ通算5勝。P★リーグでは第10戦で優勝。キャッチフレーズは「ビューティー・ハニー」。グランドボウル所属。

取材協力・岡崎グランドボウル 【住所】愛知県岡崎市日名北町1の1((電)0564・22・5522) 【営業】年中無休(午前7時から翌午前5時) 【通常料金】1ゲーム600〜700円(一般) 【アクセス】愛知環状鉄道北岡崎駅から徒歩1分

ボウリング豆知識 女子が勝った

 サッカー、バレー、バスケット、水泳など男女が異なる“土俵”で戦うスポーツがほとんどですが、混成で開かれる競技もあります。その代表がボウリングです。日本でも男子大会のジャパンカップでは、一部の女子選手が招待枠で出場することができます。

 最近の男子大会でも女子選手が優勝する快挙が成し遂げられました。2010年の米メジャー大会「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」を米ニュージャージー州出身のケリー・クリック選手(36)が制覇。当時の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)も「障壁を破った」の見出しで称賛しました。

 それまでの全米プロ協会(PBA)の男子ツアー大会での女子最上位は05年のバンケットオープンでリズ・ジョンソンが記録した2位でした。 (鶴田真也)

 (毎週金曜日の紙面に掲載。紙面では他に「P★リーガー名鑑」も掲載しています。)

 

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