トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

京口、2階級制覇 辰吉直伝ボディーさく裂

2019年1月1日 紙面から

9回、ヘッキー・ブドラー(左)を攻める京口紘人=マカオで(共同)

写真

◇WBAライトフライ級タイトルマッチ

 スピード、技術、パワー、そのすべてで相手を上回ってみせた。10R終了時点で、スーパー王者のブドラーが戦意を喪失し、TKO勝ち。2階級制覇となった京口は「最高! 毎度おおきに! ありがとう!」と絶叫した。

 序盤は変則的なリズムのブドラーの右アッパーを被弾する場面もあったが、師と仰ぐ元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎直伝の強烈な左ボディーを何度もたたき込み、相手の足を止めると完全にペースを握った。

 最後は相手の心を折り、ジムの先輩・田口良一が奪われたベルトを奪還。「少なからず敵討ちという結果になってうれしい。評価の高いスーパー王者の心を折ったので自信につながる」とうなずいた。

 ミニマム級時代から軽量級について「評価されない階級」と発言することが多かった。

 「『軽量級の試合なんか価値ない』と書かれたりする。そういう人にどんなもんや、バカにできんぞ、というのは見せたい」との思いを秘め、「世間の注目を浴びるビッグマッチをしないと認められない。来年につなげたい」と、強い野心を持って挑んだ戦いだった。

 ミニマム級時代につきまとった減量苦から解放され、持ち前のスピードに、力強さが加わった。他団体のライトフライ級には、前日にV5に成功したWBC王者の拳四朗もいる。

 「(拳四朗には)今のままじゃ勝てない。向こうは5回防衛。僕は新米なので」としつつ「19年は自分の実力をつけて、いずれビッグマッチを!統一戦も視野に入れたい」。新たに手にしたベルトの輝きが、まだ見ぬ夢の舞台を照らし出す。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ