トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

藤本京太郎、あるぞ年内世界戦 日本人初のヘビー級で

2017年9月28日 紙面から

5月、東洋太平洋(右)、WBOアジアパシフィック(左)のベルトを肩にかけて勝ち名乗りを受ける藤本京太郎(左)

写真

 史上初の日本人によるボクシング・ヘビー級タイトルマッチが急速に現実味を帯びてきた。米放送局ESPN(電子版)は26日(日本時間27日)、「WBOヘビー級王者ジョセフ・パーカー(25)=ニュージーランド=の次戦対戦相手は?」と題した記事で、その筆頭として日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックの同級王者でWBO同級9位につける藤本京太郎(31)=角海老宝石=をリストアップ。歴史的な一戦は実現まであと一歩のところまで来ている。

 ボクシングの頂点というべき大一番が日本で、年末に、しかも日本人が出場して行われる可能性が高まっている。ヘビー級地域タイトル三冠の藤本京太郎が、WBO王者パーカーの対戦相手として米国メディアから名指しされたのだ。

 パーカー陣営も京太郎の名を口にしている。ヒギンズ・プロモーターは25日、地元メディアのニュースハブ(電子版)に「私もチーフトレーナーも、次の相手として藤本京太郎を考えている。日本人が東京でヘビー級タイトルマッチを戦うのはかつてないことだ」とコメントした。

 実は、京太郎とパーカーは今年5月にもニュージーランドで対戦のプランがあった。当時は試合の3週間前という急なオファーだったことなどが原因で流れたという。

 「パーカー陣営とはそれ以来、継続して交渉している。今は年末の日本開催を目標に、向こうがわれわれのオファーを待っている状態。恥ずかしい金額を提示するわけにはいかないので努力しています」と角海老宝石ジムの萩森マネジャー。歴史的な一戦は本当に実現間近なところまで来ている。

 藤本は27日、ジムでスパーリングとミット打ちで汗を流した。「タイトルマッチが近づいているという実感はないが、世界戦はボクサーとしての目標。パーカーは大きくて強いが、自分がどれだけ通用するかという気持ちはあります」と表情を引き締めた。実現すればボクシングの枠を超え、日本スポーツ界に永遠に残る一大イベントとなる。今後、交渉の行方から目が離せない。 (藤本敏和)

<藤本京太郎(ふじもと・きょうたろう)> 1986(昭和61)年6月23日生まれ、大阪市出身の31歳。183センチ、103キロ。キックボクシングのK−1ヘビー級王者からスカウトされ、2011年にボクシングへ転向。俊敏なフットワークとジャブを武器としてクレバーに戦うボクサータイプ。赤や緑、黄色と奇抜に染められたヘアスタイルがトレードマーク。右ボクサー。17勝(9KO)1敗。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ