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【格闘技】

井上尚、6度目の防衛に成功 米デビュー戦で6回終了TKO

2017年9月11日 紙面から

◇WBOスーパーフライ級世界戦

 【カーソン(米カリフォルニア州)小林信行】ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチが9日、当地で行われ、王者の井上尚弥(24)=大橋=が同級7位の挑戦者アントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKO勝ちし、6度目の防衛に成功した。米国で初の試合に臨んだ井上は序盤から優勢。5回にダウンを奪い、6回にも相手を攻め続けた。戦績は14戦全勝(12KO)となった。

 逃げる獲物を追い続けた。そのパワーとテクニックで相手の心を完全にへし折った。敵の戦意を喪失させた6回TKO勝ち。待望の米国の舞台で、井上がまさにモンスター級の強さを見せつけた。

 初回から左ジャブで間合いを計り、力強いワンツーでプレッシャーをかけた。様々なバリエーションのパンチを繰り出し、逆に相手にパンチを打たせなかった。

 見せ場は5回。父でもある真吾トレーナーの指示通り、リードのパンチを打ちながら腹を狙い打ち。強烈な左のボディーブローでダウンを奪った。プロ・アマ通じて一度もダウンを喫したことがないニエベスが苦悶の表情で右膝を突いた。

 6回終了後に相手陣営が棄権を申し出て勝負は決した。自己採点は「70点ぐらいですかね。すっきりしない勝ち方でした」。強すぎたが故の結末だった。

 プロ14戦目で初めて黒と黄色のタイガーカラーで臨んだ試合。超満員7415人が詰まった会場のあちらこちらから声援が飛んだ。「気持ちいいですね」。“顔見せ”興行で強烈なインパクトを残した。モンスターがまた1つ、レベルを上げた。

 

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