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【格闘技】

三浦完敗、王座奪回ならず 0−3判定負け

2017年7月17日 紙面から

◇WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ

 【イングルウッド(米カリフォルニア州)藤本敏和】ボクシングのWBCスーパーフェザー級タイトルマッチが15日(日本時間16日)、当地のザ・フォーラムで行われ、元同級王者で現1位の三浦隆司(33)=帝拳=が王者ミゲル・ベルチェルト(25)=メキシコ=に判定0−3で敗れた。初回にタイミングのいい左を浴びてダウン。2回以降は足を使う王者を追い切れずに左の強打は不発。1981年11月の三原正(三迫、WBAスーパーウエルター級)以来の米国での王座獲得はならなかった。

 三浦の代名詞ボンバーレフトは、最後まで爆発しなかった。初回、不意を突かれたような左フックでバランスを崩し、尻もちをつくようにダウン。自信を深めた王者に、以降は足を使って距離を取り、打ち終わりや半身になったところで連打を入れる戦術を徹底される。三浦は最後まで前に出たが、半ば強引な左は単発で王者を捉えられずじまい。採点は大差0−3、まさに完敗だった。

 「ダウンのダメージや焦りはなかったが、左の届かない距離を取られて最後まで相手ペースだった。あんなに足を使ってくるとは予想していなかった。左の手応えがあったのは10回前後のボディーだけでした」と三浦。その10回は王者が体をくの字にして逃げ回り、ボンバーのすごみは見せたが、そこまでだった。

 今後は未定。「ゆっくり考えたい。今までは負けた試合も見せ場をつくれていましたが今回は完封された。それをどう受け止めるか」と話す。左強打で海外のファンも魅了し米国でメインイベンターまで上り詰めた不世出のスラッガーは、しばらく休んで結論を出す。

 

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