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【格闘技】

村田諒太「楽しむ!」 そして…倒して勝つ

2017年5月19日 紙面から

調印式を終え、ベルトを手に笑顔で記念撮影する村田諒太(左)とアッサン・エンダム=東京都内のホテルで(北田美和子撮影)

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 ボクシングのトリプル世界戦(20日、東京・有明コロシアム)の調印式と記者会見が18日、東京都内であり、2012年ロンドン五輪金メダリストで、日本史上初となる世界タイトルとの2冠を目指す村田諒太(31)=帝拳=ら6選手が出席。村田は約150人の報道陣を前に「楽しみたい。倒して勝つ」と、動じることなく笑顔で宣言した。

 「プレッシャーはありますが、素晴らしい選手との試合に向かっていくことの方が楽しみ。ベルトよりもエンダムを倒して勝つ、それだけを考えています。土曜は最高に楽しみながら試合をしたい」

 金びょうぶの前で、村田が何度も「楽しみ」と口にした。対戦するエンダムから「準備してこい。次の試合の相手はアッサン・エンダムだ。難しい試合になるぞ」と、目を合わせて挑発に近いメッセージを送られても、カラッと笑っている。明るい表情は心から楽しそうだった。

 プレッシャーに押しつぶされてもおかしくない状況だ。会見には約150人が集まり、2009年に行われた亀田興毅−内藤大助の約130人を上回った。通常なら中継担当局しかいないテレビ局も、中継するフジテレビをはじめNHKなど5社が並んだ。試合につくスポンサーも17社。過去数十年間のボクシング界で最多の注目ぶりだ。

 だが、村田は平然としていた。「世界初挑戦は最初で最後。しっかり楽しみたい。それに僕は鈍感なのか、会見の人数が多いのか少ないのか分かってないんですよ」。2日後が楽しみで仕方がない。

 会見後はジムに戻ってサウナスーツで軽く体を動かし、体重をミドル級リミットまで落とした。「きょうは軽く食事をとってよく寝られそう。準備は整ったという気持ちです」。力強く語った村田は、楽しみながら国内史上初の偉業を達成する。 (藤本敏和)

 

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